こんにちはーまっこしです
今回は資産運用です
今回はでセンコーグループホールディングス株式会社です
トラックなどでよく見かける
センコーグループホールディングス株式会社です
物流だけでどれだけ利益が出るのか！？
などなど、興味が出てきましたので
少し深掘りしたいです
投資の判断は自己責任でお願いします
記載内容や数値は記事投稿時点でのものです
自分のメモ程度の内容になってます
内容が薄い可能性がありますので
興味がある方だけ読んでもらえたら有り難いです
もしかして物流以外も何かしているの！？
物流事業ってもうかるの！？
センコーグループホールディングス株式会社を紐解いていきたいです
物流業務だけで儲けは出るのか！？
ここを注目して見ていきたいです
少しでも皆さんの役に立てば幸いです
センコーグループホールディングス株式会社
物流事業は有名で知っている方は多いのではないでしょうか！？
商事・ライフサポート・ビジネスサポート・プロダクト
この5つを主な事業みたいです
物流だけではないみたいです
会社名
センコーグループホールディングス株式会社
英訳名 SENKO Group Holdings Co., Ltd.
創業日
1946年７月
事業内容
みなさんもご存知だと思いますが
総合物流システムの会社です
当社と子会社174社及び関連会社14社（2024年3月31日現在）で構成されています
物流事業・商事・貿易事業・ライフサポート事業・ビジネスサポート事業・プロダクト事業
5部門の事業をしています
物流事業
貨物自動車運送事業・鉄道利用運送事業・海上運送事業・国際運送取扱業・倉庫業
荷主の構内における原材料及び製品の包装・移動等の作業・物流センターの運営など
商事・貿易事業
石油販売・商事販売・紙製品・日用雑貨品販売及び貿易事業など
ライフサポート事業
総合卸売及び小売店事業・介護事業及び高齢者向け施設運営事業並びにスポーツ施設運営など
ビジネスサポート事業
情報処理受託業・事務処理に関する受託代行業務・コールセンター事業など
プロダクト事業
合成樹脂及びその他素材を原材料とする食品用・貯蔵用・輸送用・医療用等の容器
包装用フィルム・シート等の製造販売など
所在地
東京都江東区潮見二丁目8番10号
時価総額
1,778億円
事業状況
物流事業における荷動き低下の影響や
仕入価格の上昇などがありましたが
拡販ならびに料金・価格改定などにグループ全体で取り組むと共に
Ｍ＆Ａを推進した結果
営業収益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに
前年同期を上回る結果となりました物流事業
荷動き低下の影響などがありましたが
拡販ならびに料金改定に取り組むと共に
Ｍ＆Ａを推進した結果
営業収益は４，９５６億２６百万円と対前期比１９７億９３百万円の増収
セグメント利益は２６６億６４百万円と対前期比２９億１６百万円の増益となりました商事・貿易事業
価格改定ならびに拡販などに努めましたが
仕入価格の上昇や販売量の減少影響などがあり
営業収益は１，７１３億８６百万円と対前期比１１５億６４百万円の増収
セグメント利益は２３億５９百万円と対前期比６２百万円の減益となりましたライフサポート事業
Ｍ＆Ａの収益寄与ならびに価格改定などに努めたことにより
営業収益は５０２億３７百万円と対前期比１１２億５２百万円の増収
セグメント利益は１１億７８百万円と対前期比９億９２百万円の増益となりましたビジネスサポート事業
拡販ならびにホテル事業の回復などに努めたことにより
営業収益は１３６億３７百万円と対前期比２９億３百万円の増収
セグメント利益は１９億３２百万円と対前期比６億８０百万円の増益となりましたプロダクト事業
前期の期中に連結子会社化した食品包装容器メーカーの中央化学株式会社の収益寄与により
営業収益は４７１億１百万円と対前期比３６４億９７百万円の増収
セグメント利益は３億６４百万円と対前期比５億４５百万円の増益となりました
＜Webサイト『第107期有価証券報告書』より引用＞
事業リスク
どこの企業にもあるリスクは当然ありますが
Ｍ＆Ａや資本提携などを積極的の行っている事が
逆に裏目に出る事が少し心配です
予期せぬ費用増加などがありそう・・・
物流業界における2024年問題をはじめとした少子高齢化による
諸問題の本格化による人手不足など
事業推移
| 決算年月 | 2020年３月 | 2021年３月 | 2022年３月 | 2023年３月 | 2024年３月 |
| 営業収益 | 570,030 | 572,405 | 623,139 | 696,288 | 778,370 |
| 前年比 | 7.6% | 0.4% | 8.9% | 11.7% | 11.8％ |
| 経常利益 | 20,744 | 22,227 | 26,103 | 26,151 | 30,503 |
| 前年比 | 4.4% | 7.2% | 17.4% | 0.2% | 16.6％ |
伸び率が悪い年もありますが
概ね右肩上がりです
セグメント別
| 決算年月 | 2020年３月 | 2021年３月 | 2022年３月 | 2023年３月 | 2024年３月 |
| 物流事業 | 392,728 | 387,350 | 432,538 | 475,833 | 495,626 |
| 前年比 | 4.6％ | △1.4％ | 11.7% | 8.0% | 4.2％ |
| 商事・貿易事業 | 161,314 | 161,820 | 153,049 | 159,821 | 171,386 |
| 前年比 | 13.4％ | 0.3％ | △5.4% | 9.4% | 7.2％ |
| ライフサポート事業 | 38,985 | 50,237 | |||
| 前年比 | 35.3% | 28.9％ | |||
| ビジネスサポート事業 | 10,733 | 13,637 | |||
| 前年比 | 40.7％ | 27.1％ | |||
| プロダクト事業 | 10,604 | 47,101 | |||
| 前年比 | 344.2％ | ||||
| その他事業 | 15,987 | 23,235 | 37,550 | ||
| 前年比 | 34.0％ | 45.3％ | 61.6% |
セグメントが過去5年以内だと分け方が違いました
減少しているセグメントを確認します
2021年物流事業は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け
住宅関連・ケミカル関連・学校給食・外食産業向けの冷凍冷蔵食品の物量などが
大きく減少しました
2022年商事・貿易事業は収益認識会計基準等の適用影響
燃料販売における仕入価格の上昇などが原因
2024年のセグメント別の売上の割合です
物流事業が64％を占めています
これを見ると物流事業の会社です
キャッシュフロー（百万円）
| 決算年月 | 2020年３月 | 2021年３月 | 2022年３月 | 2023年３月 | 2024年３月 |
| 営業活動による キャッシュ・フロー |
31,098 | 31,858 | 31,885 | 47,694 | 51,214 |
| 投資活動による キャッシュ・フロー |
△18,030 | △46,309 | △46,141 | △52,319 | △62,492 |
| 財務活動による キャッシュ・フロー |
△9,155 | 36,757 | 5,773 | 17,730 | 33,157 |
積極的にＭ＆Ａをしているのがわかるぐらい
お金を投資してます
自己資本比率が低いのはかなり気になりますが・・・
従業員数
| セグメントの名称 | 従業員数（人） |
| 物流事業 | 18,342 [10,635] |
| 商事・貿易事業 | 863 [153] |
| ライフサポート事業 | 3,119 [8,293] |
| ビジネスサポート事業 | 1,448 [1,145] |
| プロダクト事業 | 1,536 [155] |
| 全社（共通） | 151 [-] |
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
| 232 [1] | 45.4 | 13.2 | 6,716,737 |
2024年3月31日現在
臨時従業員数は［ ］
勤続年数が10年以上ありますので
働きやすい会社かもしれないです
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額（百万円） | 対象となる役員の員数（人） |
| 取締役 | 213 | 10 |
| 監査役 | 45 | ２ |
| 社外役員 | 56 | 7 |
取締役が一人当たりの平均が21.3（百万円）ぐらいです
会社の規模からしたらこれぐらいかな・・・
大株主の状況
| 氏名又は名称 | 所有株式数 （千株） |
発行済株式の総数に対する 所有株式数の割合（％） |
| 株式会社日本カストディ銀行 | 18,857 | 12.14 |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 | 18,759 | 12.08 |
| 旭化成株式会社 | 11,676 | 7.52 |
| センコーグループ従業員持株会 | 8,041 | 5.18 |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY |
6,298 | 4.05 |
| いすゞ自動車株式会社 | 4,039 | 2.60 |
| THE BANK OF NEW YORK MELLON | 3,497 | 2.25 |
| 積水化学工業株式会社 | 3,393 | 2.18 |
| NORTHERN TRUST CO.(AVFC) | 3,304 | 2.13 |
| JPMORGAN CHASE BANK | 3,274 | 2.11 |
株主還元
本中期経営計画で（2022年4月～2027年3月）の最終年度までに
配当性向40％を目指して配当していくと有価証券報告書に書いてます
配当金（円）
| 決算年月 | 2020年３月 | 2021年３月 | 2022年３月 | 2023年３月 | 2024年３月 |
| 配当金 | 26 | 28 | 34 | 34 | 38 |
配当性向（％）
| 決算年月 | 2020年３月 | 2021年３月 | 2022年３月 | 2023年３月 | 2024年３月 |
| 配当性向 | 32.7 | 29.8 | 32.7 | 33 | 35.8 |
株価
株価1130円
PER9.8
PBR0.93
配当利回り3.72%
2024.8.9現在
まとめ
みなさんはセンコーグループホールディングス株式会社をどの様に見えましたか！？
意外と色んな事業をしている事が
初めて知りました
物流事業の利益が会社全体の64％を占めています
この辺りは想像通りでした
配当金や配当性向はしっかりと右肩上がりです
今後も配当性向４０％を目標にしているところは
良い印象をうけました
ただ積極的に他分野をＭ＆Ａしている事が
不安要素かな・・・
意外と営業利益率が低いのも気になります・・・
まだまだ決算資料の読み方は素人です
今後も興味がある企業を深掘りしていきたいです
本記事は主に有価証券報告書を元にした私の私的見解であります
特定の意思決定を推奨するものではありません
内容に対して不適切と思われる指摘があれば速やかに修正致します
では、また！！
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