こんにちはーまっこしです
今回は資産運用です
今日も企業を浅く深く除いてい行きます
今回は日本発条株式会社です
後輩が働き始めた会社です
そうなると気になりだしたために・・・
そんなこなんで調べることにしました
投資の判断は自己責任でお願いします
記載内容や数値は記事投稿時点でのものです
自分のメモ程度の内容になってます
内容が薄い可能性がありますので
興味がある方だけ読んでもらえたら有り難いです
日本発条株式会社はどんな商品を扱う会社なのか!?
日本発条株式会社は後輩が働いているが、優良企業なのか?!
日本発条株式会社の事業を少しでわかりやすくを調べてきたいです
世に中の方がどれだけ認知しているのか!?
少しでも皆さんの役にたてれば幸いです
日本発条株式会社
一言で言うと
世界を支える『ばね』と精密技術のグローバルメーカー
日本を代表する自動車部品メーカーの一つです
『ばねメーカー』というイメージが強いですが
現在では自動車・半導体・HDD・EV関連まで幅広く事業を展開するグローバル企業へ成長しています

創業以来85年以上
ずっと黒字経営です
日本発条株式会社は1939年の創業以来
85年以上にわたり経常赤字を一度も出していない
国内でも屈指の安定経営企業です
リーマン・ショックや新型コロナ禍などの厳しい経営環境を乗り越えながら
黒字経営を維持してきた点は大きな強みだと思います
日本発条株式会社の英語表記は
NIPPON HATSUJO KABUSHIKIKAISHA
その頭文字を取って社内や海外では『NHK』という略称が使われています
もちろん、放送局のNHKとは関係ありません
実は会社のロゴマークにも『NHK』の文字が使われており
知っていると少し話したくなる豆知識です
会社名
日本発条株式会社
英訳名 NHK SPRING CO., LTD.
創業日
1936年6月
創業当初は㈱芝浦スプリング製作所としてスタートしました
事業内容
子会社67社(うち海外39社)及び
関連会社8社(うち海外6社)より構成されており
懸架ばね・シート・シート部品・精密部品などの自動車関連部品の製造販売並
情報機器関連の製品・部品の製造販売
上記各事業に関連する物流及びその他のサービス事業活動を営んでいます
所在地
横浜市金沢区福浦三丁目10番地
時価総額
約8700億円
事業状況
売上高は816,879百万円(前期比1.9%増)
営業利益は45,784百万円(前期比12.2%減)
経常利益は52,189百万円(前期比10.0%減)
懸架ばね事業
売上高は167,417百万円(前期比1.0%減)
営業利益は727百万円(前期比56.6%増)
シート事業
売上高は292,561百万円(前期比3.7%減)
営業利益は8,052百万円(前期比28.3%減)
精密部品事業
売上高は105,612百万円(前期比3.5%増)
固定費の増加や関税影響等により
営業利益は3,651百万円(前期比14.9%減)
DDS事業
売上高は126,753百万円(前期比13.7%増)
固定費の増加等により
営業利益は26,058百万円(前期比2.3%減)
産業機器ほか事業
売上高は124,535百万円(前期比8.1%増)
営業利益は7,294百万円(前期比23.3%減)
<Webサイト『 2026年3月期 有価証券報告書より引用>
事業リスク
EVシフト(電動化)による既存部品の需要減少
DDS(HDDサスペンション)市場の縮小
為替変動
原材料価格の高騰
中国・北米市場の景気悪化
自動車業界への依存と利益の柱であるDDS事業の将来性が最大のリスクだと考えます
事業推移
| 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 2025年3月 | 2026年3月 | |
| 売上高 | 586,903 | 693,246 | 766,934 | 801,698 | 816,879 |
| 前年比 | 16.4% | 18.1% | 10.6% | 4.5% | 1.9% |
| 営業利益 | 21,296 | 28,756 | 34,567 | 52,012 | 45,677 |
| 前年比 | 104.1% | 35.0% | 20.2% | 50.5% | △12.2% |
(百万円)

5年間で約39%成長しています
2025年は前年比+4.5%
2026年は+1.9%と
成長率は落ち着いてきています
一方では売上高は過去最高を更新しました
売上高は5年連続で増加しており、本業の事業規模は着実に拡大しています
ただ、2026年3月期は売上が過去最高だった一方で
営業利益や純利益は減少しました
今後は『売上を伸ばせるか』よりも『利益率を改善できるか』を注目していきたいです
DDS事業や半導体関連事業など、高収益分野の成長が利益回復の鍵を握ると考えています
セグメント別
| 懸架ばね | シート | 精密部品 | DDS | 産業機器ほか | |
| 2022年3月 | 126,003 | 216,869 | 84,302 | 76,698 | 83,031 |
| 2023年3月 | 146,595 | 258,475 | 89,354 | 94,394 | 104,428 |
| 2024年3月 | 163,779 | 291,085 | 99,021 | 101,564 | 111,485 |
| 2025年3月 | 169,107 | 303,908 | 101,992 | 111,511 | 115,179 |
| 2026年3月 | 167,417 | 292,561 | 105,612 | 126,753 | 124,535 |
(百万円)
従来の自動車部品中心から
高付加価値分野へ売上の比重が移りつつあることが分かります
DDSと産業機器が全社の成長を牽引している点は
今後の企業価値を考えるうえで重要なポイントかもしれません
自動車生産回復が一巡したことに加え
世界の自動車市場の成長鈍化や為替効果の縮小が影響したかもしれません

ニッパツは売上拡大だけでなく
高収益事業の強化や収益性の改善を重視する経営へ舵を切っているようにも見えます
今後は利益成長が重要なポイントとなりそうです
キャシューフロー
| 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 2025年3月 | 2026年3月 | |
| 営業活動による キャッシュ・フロー |
34,505 | 13,656 | 66,706 | 55,713 | 77,446 |
| 投資活動による キャッシュ・フロー |
4,987 | △41,758 | △10,349 | △47,784 | △41,606 |
| 財務活動による キャッシュ・フロー |
△27,658 | △11,546 | △20,996 | △23,625 | △26,953 |
(百万円)
本業のキャッシュ創出力が高く、成長投資を継続できる企業
営業キャッシュフローは毎年プラス
本業でしっかり現金を稼げています
半導体関連や生産設備への積極的な投資を進めているため
フリーキャッシュフローは一時的にマイナスとなる年度もあります
これは将来の成長に向けた戦略的な投資と考えられ
長期投資の観点では前向きに評価できるポイントです
従業員
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
| 5,350 (94) | 41.9 | 18.6 | 8,527,125 |

私調べですが
自動車部品メーカーの中ではかなり高い水準です
セグメント別
| 懸架ばね事業 | 834 (17) |
| シート事業 | 1,497 (43) |
| 精密部品事業 | 896 (14) |
| DDS事業 | 672 (-) |
| 産業機器ほか事業 | 864 (20) |
| 全社(共通) | 587 (-) |
DDS事業は人員規模は比較的小さいものの
高い利益率を生み出しているのが特徴です
平均年齢は41.9歳
平均勤続年数は18.6年と
長く高い技術力を支える人材が定着していることが分かります

ニッパツはこの数字だけ見ると
人材の質と待遇が優秀な企業かもしれません
平均年収853万円を支払いながら
営業キャッシュフロー700~900億円を稼げている
日本発条株式会社は業界内でも高い給与水準と長い勤続年数を誇り
人材への投資と収益力を両立している点が強みであります
役員報酬
| 報酬等の総額(百万円) | 対象となる役員の員数(名) | |
| 取締役 (うち社外取締役) |
585(44) | 11(4) |
| 監査役 (うち社外監査役) |
88(14) | 4(2) |
ニッパツは「業績連動型」の報酬制度を採用しており、株主との利益共有を重視しています
役員報酬は固定報酬・業績連動報酬・株式報酬を組み合わせた制度を採用しています
1億円以上の報酬を受けた役員は2名です
企業規模や収益力を踏まえると
役員報酬は同業他社と比較してもおおむね妥当な水準と評価できます
大株主
| 氏名又は名称 | 株式数(千株) | 持株比率(%) |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 24,479 | 12.02 |
| 三菱UFJ信託銀行 退職給付信託大同特殊鋼口 共同受託者 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 |
22,392 | 11.00 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 13,374 | 6.57 |
| 双日株式会社 | 13,199 | 6.48 |
| みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 神戸製鋼所口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 |
9,504 | 4.67 |
| みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 |
5,753 | 2.83 |
| 株式会社横浜銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) |
5,718 | 2.81 |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
4,862 | 2.39 |
| 日本発条社員持株会 | 4,337 | 2.13 |
| THE BANK OF NEW YORK, TREATY JASDEC ACCOUNT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) |
3,035 | 1.49 |
信託銀行や金融機関や取引先企業が中心で
安定した株主構成となっています
社員持株会も約2%を保有しており
従業員と企業価値の向上を目指す姿勢もうかがえます
こうした安定した株主基盤は
中長期的な経営を支える強みだと考えます
株主還元
| 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 2025年3月 | 2026年3月 | |
| 配当金(円) | 40 | 46 | 56 | 63 | 69 |
| 配当性向(%) | 38.8 | 35.1 | 30.6 | 28.0 | 50.2 |
2026年3月期は利益が減少する中でも増配を予定しているため
配当性向は約50%まで上昇する見込みです
短期的には還元姿勢を重視していることが分かり
長期投資家にとっては評価できるポイントかなって思います
株価
3,843円
PER 17.3
PBR 1.78
配当利回り 1.80%
2026年7月現在
まとめ
みなさんには日本発条株式会社はどのように見えました?!

安定した収益基盤と将来への成長投資を両立している企業だということが
なんとなくは見えてきました
売上の約7割を自動車関連事業が占めるため
自動車市場の動向やEV化への対応は今後も重要なポイントとなりそうです
高収益なDDS事業や半導体関連事業の成長が進めば
事業ポートフォリオはさらに強化される可能性があります
配当は5年連続で増配・自社株買いも積極的に実施しており
株主還元への姿勢も高く評価できます
まだまだ決算資料の読み方は素人です
今後も興味がある企業を深掘りしていきたいです
本記事は主に有価証券報告書を元にした私の私的見解であります
特定の意思決定を推奨するものではありません
内容に対して不適切と思われる指摘があれば速やかに修正致します
では、また!!

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