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企業を深掘りしてみた パーク24株式会社編

資産運用

こんにちはまっこしです

今回は資産運用です

今回はパーク24株式会社です
町の中でよく見かけるパーク24です
どんな会社なのか興味が出てきましたので
少し深掘りしたいです

これら銘柄への投資を推奨するものではありません
投資の判断は自己責任でお願いします
記載内容や数値は記事投稿時点でのものです

自分のメモ程度の内容になってます
内容が薄い可能性がありますので
興味がある方だけ読んでもらえたら有り難いです

パーク24株式会社はどんな会社!?
駐車場以外の仕事は何がしているの!?
駐車場業務は儲かるのかな!?

パーク24株式会社を紐解いていきたいです
駐車場業務だけで儲けは出るのか!?
ここを注目して見ていきたいです

上場している企業を全て把握するのは時間がかかります
少しでも皆さんの役に立てば幸いです

パーク24株式会社

パーク24株式会社

24時間無人時間貸し駐車場タイムズを運営しているのは
有名です
英国・豪州などにも展開しているみたいです
カーシェアもしています

意外にも駐車場業務だけではなかったです

会社名
パーク二四株式会社
『定款上の商号 パーク24株式会社』

英訳名 PARK24 CO., LTD

創業日
1985年8月

事業内容

当社と連結子会社90社で構成されており
駐車場の運営・管理・自動車の貸付・売買
これらに関連した事業をしています

駐車場事業国内

遊休地や施設付帯駐車場等を賃借するサブリース契約
駐車場所有者等から管理の委託を受ける管理受託契約及び
駐車場の自社保有により時間貸及び月極駐車場サービスを提供
予約型駐車場の運営や駐車場に付帯した施設の管理運営

駐車場事業海外

英国・豪州・ニュージーランド・シンガポール・マレーシア・台湾で
サブリース契約並びに管理受託契約により
時間貸及び月極駐車場サービスを提供
短期契約かつ少額投資型の駐車場の開発を促進

モビリティ事業

利用したい時間・期間だけクルマを借りることができる
タイムズカー(カーシェアリングとレンタカーの融合サービス)を提供
クルマの事故・故障に対応するロードサービスも提供

所在地

東京都品川区西五反田二丁目20番4号

時価総額

約2780億円

事業状況

当社グループ業績は
売上高は3,301億23百万円(前期比13.7%増)
営業利益は319億86百万円(同54.7%増)
経常利益は276億73百万円(同63.1%増)

駐車場事業国内
年度を通じて行動制限等はなく駐車場の稼働は順調に推移いたしました
確実に収益化する駐車場のみに絞った厳選開発等のノウハウを活かし
エリアの状況に合った開発を行うことで収益性を維持した駐車場の拡大を図る
当連結会計年度は974件を開発いたしました
簡単に入出庫や支払いが可能な次世代駐車場サービスの構築を進めました
国内におけるタイムズパーキングの運営件数は17,639件(前連結会計年度末比1.4%増)
運営台数は576,262台(同4.4%増)
月極駐車場及び管理受託駐車場等を含めた総運営件数は25,379件(同0.5%増)
総運営台数は761,654台(同3.9%増)
当事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は1,679億15百万円(前期比5.7%増)
営業利益は369億9百万円(同7.9%増)

駐車場事業海外
英国については
駐車場の稼働は感染症禍からの回復が継続しており
総じて計画を上回る水準にて推移いたしました
豪州については
駐車場の稼働は緩やかに回復しているものの
主に都心部で想定よりも感染症禍からの回復が弱く軟調な推移となりました
その他の地域における駐車場の稼働は順調に推移いたしました
キャッシュレス決済への対応の推進によりお客様の利便性と満足度向上を図りました
海外の駐車場の総運営件数は2,586件(前連結会計年度末比9.4%増)
総運営台数は538,161台(同3.9%減)
日本を含む全世界における駐車場の総運営件数は27,965件(同1.3%増)
総運営台数は1,299,815台(同0.5%増)
売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は694億78百万円(前期比19.8%増)
営業損失は16億9百万円(前期営業損失50億49百万円)

モビリティ事業
会員数及び利用が順調に増加し車両1台当たり利用料は好調に推移いたしました
2023年5月からはタイムズカーの法人への認知度向上及び法人会員と
その利用の拡大を目的にマスメディア等を用いた大規模プロモーションを実施しております
当連結会計年度において増車した車両台数は6,985台
増加した貸出拠点数は1,885箇所と
ネットワーク拡大は順調に進捗しました
モビリティ車両台数は60,047台(前連結会計年度末比13.2%増)
貸出拠点数は16,017箇所(同13.3%増)
会員数は2,423,817人(同18.8%増)
当事業の売上高は982億87百万円(前期比25.5%増)
営業利益は126億55百万円(同165.2%増)
<Webサイト『2023年10月期 有価証券報告書』より引用>

事業リスク

駐車場事業国内に関わるリスク
駐車場解約リスク
オーナー様から賃貸借契約の解約が発生した場合
駐車場事業海外に関わるリスク
予期できない租税制度や法律・規制等の改正
モビリティ事業に関わるリスク
車両整備に関する事故が発生した場合
当社グループに対するお客様の信頼や社会的評価が失墜し
事故直後から中長期にわたって需要が低下し当社グループの事業や経営成績に悪影響を及ぼす
中古車市場の状況が急激に変化

事業ならではのリスクかな・・・
後はどの企業にもおこるリスクかな・・・

事業推移

売上高(百万円)
経営利益(百万円)

決算年月 2019年10月 2020年10月 2021年10月 2022年10月 2023年10月
売上高 317,438 268,904 251,102 290,253 330,123
前年比 6.3% △15.3% △6.6% 15.6% 13.7%
経営利益 21,566 △15,168 △11,619 16,970 27,673
前年比 △4.3% △29.7% △23.4% 46.1% 63.1%

2020年は『世界的に感染症の収束の見通しが立たない状況』
2021年は『日本経済は感染症の拡大と長期化の影響が強い』

コロナの影響がありこの年はマイナスになっているみいです

セグメント別(百万円)

決算年月 2019年10月 2020年10月 2021年10月 2022年10月 2023年10月
駐車場事業
国内
165,733 150,386 145,925 154,114 162,557
前年比 5.7% △9.3% △3.0% 5.6% 5.5%
駐車場事業
海外
65,976 45,169 38,498 57,983 69,478
前年比 △3.4% △31.5% △14.8% 50.6% 19.8%
モビリティ
事業
85,728 73,347 66,677 78,155 98,087
前年比 16.8% △14.4% △9.1% 17.2% 25.5%

やはり2020年・2021年のマイナスが目立ちます
コロナで外出自粛や企業の営業活動縮小が駐車場の稼働に影響をしているのが
売上からでもわかります

キャッシュフロー(百万円)

決算年月 2019年10月 2020年10月 2021年10月 2022年10月 2023年10月
営業活動による
キャッシュ・フロー
45,695 39,400 34,818 29,369 48,188
投資活動による
キャッシュ・フロー
△49,454 △21,819 △12,349 △17,357 △25,661
財務活動による
キャッシュ・フロー
△782 12,886 13,167 △20,116 △35,633

投資活動は『タイムズパーキングへの設備投資やモビリティ車両の取得』
財務活動は『長期借入金及びリース債務の返済による支出』

直近5年間の理由は大体これです・・・

営業CFー投資CFでプラスになってますので
良いのかもしれないですが・・・

そうなんだろうが・・・
なんかしっくりこないのは自分だけかな・・・

従業員数

セグメントの名称 従業員数(名)
駐車場事業国内 1,442 [1,765]
駐車場事業海外 1,611 [978]
モビリティ事業 1,436 [1,301]
全社(共通) 745 [192]

臨時雇用者数は[ ]内に
年間の平均人員

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
618 [90] 37.7 8.3 7,248

臨時雇者数は[ ]内に
年間の平均人員

平均勤続年数が10年未満の所が少しだけ気になります
平均年間給与は他社とはあまり変わらないと思います

役員報酬

役員区分 報酬等の総額
(百万円)
対象となる役員の員数
(名)
取締役(監査等委員を除く)
(社外取締役を除く)
236 5
取締役(監査等委員)
(社外取締役を除く)
15 1
社外役員 36 3

取締役で一人当たりの平均が47.2(百万円)ぐらいです

これぐらいの規模も会社はこれぐらいは当たり前かな・・・

大株主の状況

 

氏名又は名称 所有株式数
(千株)
所有株式数の割合
(%)
有限会社千寿 21,746 12.8
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信託口)
19,952 11.7
株式会社日本カストディ銀行
(信託口)
8,513 5.0
西川 光一 8,110 4.8
西川 功 6,194 3.6
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG
(FE-AC)
5,656 3.3
日本信号株式会社 3,853 2.3
GOVERNMENT OF NORWAY 3,666 2.2
BANK PICTET AND CIE (EUROPE) AG,
SUCCURSALE DE LUXEMOURG REF UCITS
3,323 1.9
西川 恭子 3,200 1.9

 

株主還元

決算年月 2019年10月 2020年10月 2021年10月 2022年10月 2023年10月
1株あたり 70円 0円 0円 0円 0円
2020年からは決算資料の説明では
新型コロナウイルス感染症が当社グループの業績に与える影響は甚大であり
このような未曽有の厳しい経営環境のもとでは
手元流動性を確保することが喫緊の課題であることから
誠に遺憾ながら当期の配当は見送らせていただくことといたしました

 

2023年の決算資料の説明では
今後の株主還元につきましては
財務健全性の指標である2025年10月期末の株主資本比率30%の達成を優先事項としながら
成長投資と資本効率のバランスを考慮の上
配当を中心とした最適な在り方を再定義してまいります
財務の健全化を図ることが経営の重要課題と認識していることから
配当は見送らせていただくことといたしました

株価

株価1498円
PER12.8
PBR3.75
配当利回り0.01%
2024.6.17現在

まとめ

みなさんはパーク24株式会社をどう見ましたか!?

事業としてはかなりわかりやすく
理解はできたのではないでしょうか!?

事業の方もコロナが落ち着いてきたので
業績も回復傾向に向かっているみたいです

ビジネスモデルが固定資産をもとに事業を展開しますので
どうしても固定資産の金額は大きくなってしまいます

株主還元をもう少し考えて頂くと
株主になる意欲が湧きそうです

まだまだ決算資料の読み方は素人です
今後も興味がある企業を深掘りしていきたいです

本記事は主に有価証券報告書を元にした私の私的見解であります
特定の意思決定を推奨するものではありません
内容に対して不適切と思われる指摘があれば速やかに修正致します

では、また!!

資産運用
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管理人

常に受動的で、何も自主的に動かなかった自分を変えたくて、まずは一歩動いてみようと思い始めました

一歩踏み出して人生が変わっていく姿を
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